さらに今一番怖いのが新型コロナウィルス!
感染したくないですよね・・・。
そこでJ-waveで2020年1月16日に放送された、正しい除菌・間違った除菌の方法はこの時期にとてもタイムリーだったのでまとめました。
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<目次>
教えてくれたのはこの人!
J-WAVE、平日朝9時から放送の「Step One」。
2020年1月16日に放送された内容がとてもためになったのでまとめました。
出演されたのは
東京都港区の芝大門いまづクリニックの院長 今津嘉宏先生です!
今津嘉宏先生の経歴は、
慶應義塾大学病院、南多摩病院( 旧 国保南多摩病院)、霞ヶ浦医療センター(旧 国立霞ヶ浦病院 )、恩賜財団東京都済生会中央病院などで、診療をさせていただき医療に研鑽してまいりました。
引用元:いまづクリニック
認定資格もたくさんお持ちです。
・日本外科学会 認定医、専門医
・日本胸部外科学会 認定医
・日本消化器病学会 専門医
・日本消化器内視鏡学会 専門医、指導医
・日本東洋医学会 専門医、指導医
・日本がん治療認定医機構 認定医、暫定教育医
・日本医師会認定 産業医、健康スポーツ医
・身体障害者福祉法指定医(ぼうこう又は直腸機能障害、小腸機能障害)
そんな今津先生が、番組で除菌と消毒に焦点をあててビシバシと説明してくれました!
進行役のサッシャさんも、これは保存版だ!
とさかんに感心されていましたよ♪
[quads id=1]【チェックテスト】正しい除菌・間違った除菌
これからの季節はインフルエンザやノロウィルスなど感染症が流行します。
それに、中国では新型肺炎が感染を拡大しています。
日本にも新型肺炎が流行するのは時間の問題かもしれません・・・
そこで、正しい除菌やアルコール消毒の方法を知って、感染予防をしっかりしておきましょう!
番組では、今津先生に除菌に対して質問が行われました。
【チェック①】
アルコール消毒をするならすべての持ち物にしたほうがいい?
YES
【解説】
今津先生:すべての持ち物を消毒したほうがいいのか?と聞かれれば、したほうが良いと答えるがアルコールは油性マジックも消せるくらいなので、色落ちなど気を付けた方がいい。
【チェック②】
ショッピングモールの椅子や駅のベンチに座る際は除菌が必要?
NO
【解説】
今津先生:全部除菌や消毒をするのは範囲がひろがってしまい無理なので、やるならば自分が触るものや周囲だけにしたほうがいいでしょう。
【チェック③】
1時間ごとに手を洗うのはやりすぎ?
YES
【解説】
今津先生:手は意外にあちこち触っていないので、汚れたと思ったら洗うで良いです。
なので毎時間洗う必要はないですよ。
【チェック④】
トイレにあるジェット式送風ドライヤーはちゃんと除菌されている?
YES
【解説】
今津先生:トイレにある手を乾かすジェット式送風ドライヤーは、除菌はしているが使うときにポイントが2つある。
・半渇きはNG
やるならしっかり全部乾燥させましょう。
・乾かすときに手が機械に触れないようにする
ゆっくりと完全に乾かしましょう。
【チェック⑤】
電車のつり革や、つかまるポールに触る前にアルコール消毒をしたほうがいい?
NO
【解説】
今津先生:触る前に消毒をしたくなりますが、触ってから洗う方が効率が良いです。
なので、電車から降りてから駅のトイレで手を洗うといいですよ。
[quads id=1]3つのステップで感染を予防!
ここまではいろいろなシーンでの除菌、消毒の方法をご紹介しました。
洗えば洗うほどいいのか?わからないですよね。
番組で今津先生が教えてくれたのは、3つのステップで感染を防ぐポイントです。
それはこの3つ♪
2ndステップ:触った手をキレイにする
3rdステップ:うがい
それぞれを説明しますね!
1stステップ:物を拭いてキレイにする
物を拭いてキレイにする、と言われても持ち物とか周りのものを除菌する際は最低限どこまでするべきなのか、悩むところです。
除菌や消毒をする範囲を、今津先生はこんな風に教えてくれました。
①良く触るところ
手の平や指で触ると指紋がつきます。
手の脂にはタンパク質が含まれており、そこに菌がついてしまうんですね。
スマホの画面がまさにそう。
指紋がべったりつきますよね!
なので、良く触り指紋が付くようなところは最低限除菌しましょう。
②静電気で菌が寄ってくる
菌は静電気に引き寄せられるんだそうです。
なので、女性の長い髪の毛、ストッキング、化繊の服など静電気がおきやすい素材は菌がくっつきやすいんだとか!
そういう部分はブラシではらったり、アルコールのスプレーを吹きかけても効果的です。
良く触る持ち物や静電気を予防することが大事、と今津先生は教えてくれましたが
あまり神経質になりすぎるのも良くない
ともお話していました。
普段から良く触るところを中心にアルコール除菌をするくらいで大丈夫で、やりすぎもダメだし、そもそも口にしないなら大丈夫、だそうです。
最初の1stステップは、物をふいてキレイにするでした。
次の2ndステップ:触った手をキレイにするについて今津先生がお話したことをまとめますね。
[quads id=1]2ndステップ:触った手をキレイにする
今津先生が正しい手洗いの方法をしっかりと教えてくれました。
子どもに教える時は手、指、爪までしっかり洗うでいいが、それをやると時間がかかってしまいます。
なので、手を洗うのはちゃっちゃと手短でも良いんだとか!
石鹸もつけなくていいです、と今津先生。
たくさんの水で表10秒、裏10秒としっかり流せば菌はとれる
んだとか!
石鹸を使わずに水で洗い流すだけでいい、にビックリですよね・・・
しかし、これには理由がありました。
石鹸でゴシゴシしすぎると、逆に汚れを指紋と指紋の間にすりこんでしまうことになってしまいます。
それよりか、たくさんの水で洗い流した方がキレイになるんだそうです。
イメージは
滝のような水の量と勢いで、菌を洗い流し落とす
です。
と今津先生はおっしゃっていました。
せっけんを使う時の注意点
今津先生によると、
せっけんを使うときは、
せっけんを付けることが目的ではなく、しっかり泡立てることが大事と、教えてくれました。
感染症予防の場合は、石鹸はあまりつけなくても良いんだそうです。
気になるのは、手の洗い方です。
手で集中的に洗った方が良い部分は?
という質問に対しては、今津先生はこんな風に答えてくれました。
よくドラマで医者が手術の前に、ヒジから上を洗っているシーンがあります。
もともとは外科医だった今津先生も、本来ならヒジから上をあるべきとおっしゃっていました。
ただ、毎回毎回そこまで洗うのは大変です。
それならば、良く使う方の手はしっかり洗うなどしましょう。
たとえば、右利きの人は右手はしっかり洗うということです。
確かに、物を触るときは利き手から触ることが多いですよね。
これは納得です♪
アルコール消毒の正しい方法
外出先や家庭でもポンプタイプのアルコール消毒のボトルがありますよね。
我が家でも玄関に置いて帰宅したら靴を脱ぐ前に使っています、
このアルコール消毒は感染予防に効果的ですが、100%アルコールを使っているわけではありません。
水とアルコールを混ぜているため、使った時は必ずしっかり乾かすことがポイントです。
水分が残ってしまうと、そこに菌がついてしまうことがあるためです。
アルコール消毒をするときは、十分に手をこすり合わせて乾かすようにしましょう。
たとえば、トイレの後に手を洗ってジェット式ドライヤーで乾燥させるけど充分に乾ききっていない時に、ポンプ式のアルコール消毒を使っても効果があるのかどうか?
あまりにも手が水でべちゃべちゃに濡れているときに、アルコール消毒をしても手に残った水分でアルコールの濃度がうすくなってしまいます。
ある程度、乾いているのならアルコール消毒をした後、手をこすり合わせてしっかり乾燥させれば効果がある、と今津先生は教えてくれました。
ここでポイントなのが、手をこすり合わせること。
こすって熱を発生→熱でアルコールを揮発
なるほど!
ポンプ式のアルコール消毒のジェルを使っていますが、しっかり乾かしていなかった気がします。
そこで今津先生が教えてくれた通りに、手をこすり合わせたら15秒くらいで完全に乾きました!
15秒なら、あっという間ですよね♪
3rdステップ:うがい
最後のステップは
うがいをする
です。
今津先生によると、ここまでで良く触るものを除菌し、触った手を正しく洗う、と2段階対処しているので、過剰に対処しなくてもどこかで菌はブロックされていると考えていいそうです。
最後は口の中に入った菌やウィルスを除去するためには、うがいは必要なんだとか。
例えば、インフルエンザのウィルスは体につくと20分で感染するといわれています。
人混みの多いところに行った時や、帰宅したら必ずうがいをする習慣をつけるようにした方がいいとのこと。
そうすることで、口の中に入った菌やウィルスがうがいによって減るので感染の可能性が低くなるからです。
マスクをつけることも大事ですよね!
今津先生による正しい除菌・アルコール消毒に方法は、目からうろこなところがありました。
やみくもに除菌スプレーやアルコール消毒をするよりも、正しい方法で効率良く行う方が感染予防に適しているなぁ、と思いました。
これを読んでいるあなたのお役に立てたら嬉しいです。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました☆