世界のサッカー界で躍進中!注目の日本選手たち

世界のサッカー界で躍進中!注目の日本選手たち

今年で30周年を迎えた日本のプロサッカーリーグ『Jリーグ』。これまでにも様々な選手がjリーグで活躍し、そして国際舞台へと羽ばたいていきました。昨年行われたFIFAサッカーワールドカップではベスト8以上という目標を達成することは叶わなかったものの、グループステージでスペイン代表とドイツ代表を撃破してベスト16まで進むなど、世界中を驚かせる戦いを繰り広げました。

最近では海外で活躍する選手たちの試合もオンラインでリアルタイムで観戦できるようになりました。ブックメーカーなどを介してサッカー 賭けを同時に楽しむファンも増えてきていると言われています。ここでは2026年に開催されるワールドカップに向けて、着実に成長してきている日本の注目選手たちを見ていきたいと思います。

南野拓実選手

サッカーチームにおける10番は特別な番号であり、それは『サムライブルー』においても同じです。過去には中村俊輔選手や香川真司選手など、世界を舞台に活躍した偉大な選手たちがその番号を背負ってきました。南野選手はその10番の継承者と言ってもいい存在であり、日本のエースとしての活躍が期待されています。プレミアリーグの名門・リヴァプールFCに2019/20年シーズンに移籍を果たし、大半は控えの立場に甘んじたものの、移籍初年度はリヴァプールの30年ぶりのリーグ優勝に貢献し、昨シーズンは最終盤まで史上初のシーズン4冠の可能性を残した歴史的シーズンの立役者の一人にもありました。レッズの専門メディア『Anfield Watch』によれば、南野は昨シーズン101分ごとに1点を決めている計算で、公式戦1000分以上出場しているプレミアリーグの選手の中で、あのサラーやロナウドを抑えて堂々1位の得点率を記録しています。

三笘薫選手

兄の影響でサッカーをはじめたと言われる三苫選手。川崎フロンターレU-10の頃からアカデミーで育ち、大学に通った3年間でその才能はさらにスケールアップ。 巧みに相手の間合いを外すドリブル突破、そして創造性あふれるパスは、森保一監督が度々称賛しているように、世界で通用する破壊力を兼ね備えています。現在はイギリスのプレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属しています。前回のワールドカップ・カタール大会ではスーパーサブでの起用となりましたが、日本がさらに上を目指すために絶対的なエースとして君臨することが求められています。

冨安健洋選手

三苫選手と同じく、現在プレミアリーグのアーセナルで活躍している富安選手。繰り返している負傷が心配されているものの、ポテンシャルの高さは世界基準であり、ディフェンスラインであればどこでも高いレベルでこなすことができるユーティリティ性も有しています。ワールドカップ決勝トーナメントレベルの国のエースと互角にわたり合えるうえ、後方で見せる戦術理解度も屈指のものと評価されています。

遠藤航選手

今年6月に、前任の吉田麻也選手から日本代表のキャプテンを引き継いだ遠藤選手。圧倒的なボール奪取能力で日本の中盤を支える存在です。また、その統制能力や戦術眼で、ゲームが動いている最中にも細かな調整を加えられるバランス感覚は世界中から賞賛されています。現在イギリスのプレミアリーグの名門・リヴァプールFCでも活躍していますが、2026年大会でチームの骨格を担う存在となるためにもさらなる進化が期待されています。

久保建英選手

幼少期からその才能の片鱗をのぞかせ、将来のスタープレイヤーとして期待されていた久保選手。わずか10歳で、FCバルセロナのカンテラ(ラ・マシア)入団テストに日本人で初めて合格すると、川崎フロンターレアカデミーから移籍をしスペインに渡り、キャリアをスタートさせます。傑出したテクニックとイマジネーションに加え、トップレベルでプレーを続けてきただけあって、世界レベルのインテンシティも身に着けている選手です。その才能は試合を追うごとに進化を見せており、2026年大会だけでなく今後10年間にわたって日本をけん引する存在となり得ると注目を集めています。

年ごとにレベルを高めてきていると言われている日本のサッカー。その根底にはJリーグをはじめ、サッカーを愛する人々の、長年にわたるたゆまぬ努力が世代を超えて続いているからなのかもしれませんね。