スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』あらすじと考察

スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』あらすじと考察

2023年7月に宮崎駿監督率いるスタジオジブリの最新作である『君たちはどう生きるか』が公開されました。スタジオジブリの10年ぶりの新作でもありますが、放映前になんの情報も解禁されないまま公開日を迎えたこともあり、大きな注目を浴びる作品でもありました。

内容としても賛否両論分かれる作品となっており、ネット上では多くの人が『君たちはどう生きるか』 考察をしている様子も見受けられます。

今回はそんな『君たちはどう生きるか』の考察や、あらすじについて触れていきたいと思います。

『君たちはどう生きるか』 あらすじについて

『君たちはどう生きるか』は前述したように何も情報が解禁されないまま映画の公開日を迎えたため、多くの人はあらすじすらわからない状態でこの作品を見たと思います。映画公開から時間がたった今では大まかなあらすじについての情報も解禁されており、『君たちはどう生きるか』 考察なども多くされているので前よりは多くの情報を得た状態で映画を見ることができます。では『君たちはどう生きるか』はどのような物語になっているのではないでしょうか。

牧眞人を主人公とした物語

舞台は東京で1944年の太平洋戦争真っただ中、主人公である牧眞人は空襲により病気で入院中だった母を亡くします。そうして父が経営する戦闘機工場も移転とともに郊外へ引っ越すこととなります。父は再婚相手として母の妹であるナツコを迎えており、お腹の中には赤ちゃんがいるという状態でした。そんなナツコを新しい母親として受け入れることができない眞人は転校先の学校でも孤立していました。そんな眞人は家の庭の奥に母の大叔父が建てたといわれる古びた塔を見つけます。その塔にはアオサギが現れ眞人に向って「お前の母親はまだ死んでいない」と言い、それを聞いた眞人は塔に入っていくことになる。といったあらすじになっています。

『君たちはどう生きるか』 考察

ここからは複雑な物語であるとよく言われている、『君たちはどう生きるか』 考察について触れていきたいと思います。あらすじとしては太平洋戦争の戦時中の物語となっており、眞人の前に現れたアオサギが何かを知っているような雰囲気を出していましたが実際はどうなのでしょうか?

『君たちはどう生きるか』は宮崎駿の心情を現した作品である

『君たちはどう生きるか』 考察の中でも多く上がっていたのは、この作品は宮崎駿の心情を現している作品なのではないかというものでした。『君たちはどう生きるか』が最後の作品になるという趣旨の話を宮崎駿はしており、ジブリの集大成ともいえる作品ともなっているようです。劇中にてアオサギは眞人を嘘をついてまで塔の中に招き入れたのは、塔の主である大叔父に頼まれたためというのが劇中で明かされています。さらに大叔父は塔を継ぐ後継者を探しているようであり、眞人に後継者をやらせようとしていました。これは宮崎駿がこれからのジブリを継ぐ後継者を探しているのではないかという考察がされていました。

『君たちはどう生きるか』 考察はまだまだある

本作は複雑な物語構成をしており、1回だけではなかなか物語を理解することが難しいです。

他にもたくさん考察できるような描写はあるのでぜひ自分の目で映画を見てみて、自分なりの考察を立ててみるのも良いかもしれません。それくらいこの作品は奥の深いものとなっています。

まとめ

今回はスタジオジブリの10年ぶりの最新作である『君たちはどう生きるか』についてのあらすじと考察について触れていきました。賛否両論あるほど複雑な作品でもありますが、それほど宮崎駿最後の作品として力を入れたものなのだと思います。考察についても見た人それぞれで違う考察が出てくると思うので気になった人はぜひ本作を見てみてください。

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