2021年12月4日から地震が頻発する鹿児島県のトカラ列島。
12月9日には震度5強の地震が悪石島の十島村で発生。
ニュース番組やネットでは南海トラフの前兆か!?
と話題になりました。
この記事では十島村・悪石島(トカラ列島)で起きる地震は南海トラフの前兆なのか?にくわえ地震の原因と過去の発生場所と回数についてまとめました。
<目次>
十島村・悪石島(トカラ列島)で地震が頻発で住民が避難!
鹿児島県のトカラ列島近海を震源とする地震で9日に震度5強を観測した同県十島村・悪石島で11日午前、島外へ避難する島民を乗せた村営フェリーが避難先の同県奄美市に向けて出港した。
村は相次ぐ地震を受けて、奄美市と鹿児島市に希望する島民を避難させることを決めた。島では現在、75人が生活しており、このうち12世帯30人が避難を希望した。
鹿児島市を出た村営フェリーは11日午前10時前に悪石島に到着し、4世帯16人を乗せて奄美市へ出発した。港には島に残る人たちが訪れ、手を振って見送っていた。
フェリーは12日には、鹿児島市への避難を希望する8世帯14人を運ぶ。避難者は村が借りたホテルで過ごす。
トカラ列島近海を震源とする地震は4日以降、断続的に続いている。11日午前10時現在、震度1以上の地震は260回を超えた。
引用元:Yahoo!ニュース
避難したのは全島民ではなく30人の希望者でした。
村の人口は75名なので約半数の人々が避難することになります。
震度5強の地震はかなり激しい揺れです。
島民の方のコメントです。
悪石島で民宿を営む男性(69)は、海岸近くのバナナ畑に立ち寄ったところ、大きな揺れに見舞われた。「立っていることができずに、しゃがみこんだ。雷のようなゴロゴロという音が聞こえ、山の崖が崩れ、砂ぼこりが舞うのが見えた」と話す。
引用元:読売新聞オンライン
山が崩れるほどの揺れは怖いですよね。
私自身、震度5強の揺れは東日本大震災で経験しました。
揺れている最中に窓の外を見たら、電柱が左右にビヨンビヨンと嘘のように激しく揺れていたのを覚えています。
机の下にもぐったけど悲鳴をあげてしまいました・・・
そんな激しい地震と同じくらいの余震が来るかもしれない、となると避難を考えますよね。
[quads id=1]十島村・悪石島(トカラ列島)の地震は南海トラフの前兆?
今回地震が頻発しているトカラ列島の十島村。
十島村は複数の島を含んでいます。
その主な島はこちら!
・諏訪之瀬島
・口之島
・平島
・宝島
・小宝島
・悪石島
吐噶喇列島は、南西諸島のうち、鹿児島県側の薩南諸島に属する島嶼群。
行政区域は全島が鹿児島県鹿児島郡十島村である。
天気予報など気象の地域区分としては、南側にある奄美群島と共に奄美地方の一部として扱われる。
引用元:wipipedia
トカラ列島を漢字で表記すると
吐噶喇列島
超難しい漢字ですね!
多分書けない・・・。
【十島村の地図】
このトカラ列島で頻発する地震は南海トラフ地震の前兆ではないか?
とニュース番組やネットで話題になっています。
大阪管区気象台のホームページに南海トラフ地震について解説しているページがありました。
こちらが南海トラフです。
引用元:大阪管区気象台HP
日向灘、四国、紀伊半島、東海 が南海トラフのエリアといわれています。
このエリアを震源とした地震が起きるとヒヤッとしますよね・・・
特に日向灘で地震が頻発すると南海トラフ地震と直結するのではないか、と心配する声がネットであがってきます。
14日(日)未明に奄美大島北西沖でM6.3の地震が発生、最大震度4を観測しました。また、10日(水)に土佐湾、12日(金)には日向灘を震源とするM4超の地震が相次ぎ、南海トラフ周辺の動向も注目です。https://t.co/GJyVc219im pic.twitter.com/h5WW7INKE3
— ウェザーニュース (@wni_jp) June 14, 2020
上の地図を見てみるとトカラ列島は南海トラフのエリアには入っていませんね。
なぜトカラ列島の地震頻発は南海トラフ地震の前兆といわれるのか?
それは大陸のプレートが関係しています。
12月4日から発生しているトカラ列島近海の群発地震もフィリピン海プレートが原因です。
特筆すべきはこれまで、トカラ列島で起きた地震の震源の深さが10㎞以内だったのが、今回は深さ20㎞以上のものが多く記録されていることです。
傾向がこれまでの地震とは明らかに違う。
フィリピン海プレートの広い範囲で地震や火山噴火が起きている。
この現象こそ『南海トラフ巨大地震(スーパー南海地震)』の始まりなのです。
引用元:Yahoo!ニュース
この見解は東海大学客員教授で、同大地震予知・火山津波研究部門総括の長尾年恭氏によるものです。
トカラ列島はフィリピン海プレート上にあるんですね。
そのフィリピン海プレートの広い範囲で地震や火山が起きているそうですが、11月30日にフィリピンでピナツボ火山が噴火しましたよね!
【海外火山】
今日11月30日(火)昼すぎ、フィリピンのピナツボ火山で噴火が発生しました。
衛星からの観測では、噴煙は高度1万3000m以上に到達しているものとみられます。https://t.co/0iDwMlcUmqピナツボ火山は20世紀最大規模の噴火を起こした火山として知られ、今後の火山活動に注視が必要です。
— ウェザーニュース (@wni_jp) November 30, 2021
今回の十島村・悪石島で起きた震度5強の地震は南海トラフ地震の前兆と言えるのかもしれません。
備えましょう!
[quads id=1]十島村・悪石島(トカラ列島)の地震の原因
上でも触れましたが今回のトカラ列島の十島村の悪石島で起きている地震の原因について調べてみました。
トカラ列島近海では、今年4月にも震度1以上の地震を265回観測している。
この状況を鹿児島大学の井村隆介准教授は「4月もおおよそ同じような場所だった。
トカラギャップと呼ばれる、悪石島と小宝島の間に大きな断層が通っていて、その辺りを震源とする地震ではないかと考えられる」と分析した。
引用元:Yahoo!ニュース
4月にも地震が頻発していたとは!
知らなかった・・・。
トカラギャップという悪石島と小宝島の間に大きな断層があるんだぁ。
その断層とトカラ列島のあるフィリピン海プレートの活発化が原因のようです。
地震の詳しいメカニズムは昔に比べてだいぶわかってきたとはいえ、地震予知は現在の科学ではできないそうです。
まだまだ地球の神秘は解明されていなんですね。
十島村・悪石島(トカラ列島)過去の発生場所と回数
気象庁によりますと、鹿児島県十島村で震度5強の揺れを観測したのは、21年前の2000年10月2日に発生したトカラ列島近海を震源とするマグニチュード5.9の地震以来です。2021年12月9日 12時32分 NHKhttps://t.co/rIKctKA874 https://t.co/9FncFqS71O
— しろくま (@hontounokotoga1) December 9, 2021
過去には十島村・悪石島(トカラ列島)では2000年10月2日に震度5強、10月29日に震度4の地震が起きました。
前回、最大震度5強の地震を観測した2000年10月のケースでは、地震の回数が集中した期間は10月2~5日でしたが、活動そのものは10月下旬にかけても継続。
活動が低調になってから3週間以上も経過した10月29日にマグニチュード4.4、最大震度4の地震が発生しました。
引用元:Yahoo!ニュース
21年後に同じ十島村で同じ震度5強の地震が発生。
12月4日から地震が頻発しはじめ、たった3日間で断続的に地震が200回を超える勢いでした。
そして12月9日、悪石島で震度5強の地震が観測されました。
付近の島も震度3や4を観測。
その後は活動がやや落ち着いた様子です。
震度5強の地震の後、一時的に地震の回数は増えたものの、4日(土)~5日(日)に比べると頻度は多くありません。
昨夜遅くからは活動が小康状態となり、今日10日(金)は9時30分までに発生した有感地震が1回のみです。
引用元:Yahoo!ニュース
2000年に起きた地震のケースと同じような感じですね。
政府の地震調査委員会は、今後1か月は地震活動が続くと発表しています。
そして、12月11日に希望する一部の島民が避難しました。
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まとめ
悪石島(トカラ列島)の地震について南海トラフ地震との関連についてまとめました。
・12月9日の地震以降、活動は落ち着いてきている
・1か月は地震に用心
・地震の原因は断層とフィリピン海プレートの活発化
・十島村(トカラ列島)では2000年10月2日と29日に震度5強と震度4の地震が起きている
2011年におきた東日本大震災から地震が活発化しているそうです。
そのため火山の噴火や各地で地震が起きています。
南海トラフ地震では推定される被害は膨大です。
そんな事もあり最近水や食料などを買いだめするようになりました。
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