松村保広がノーベル賞候補に!受賞の可能性と経歴や出身大学は?

アメリカの情報会社より
今年のノーベル賞の候補予想に
日本人3人があげられました。
その中の一人が国立がん研究センター
新薬開発部長の松村保広氏です。
[quads id=6] [colored_bg color=”light‐yellow” corner=”r”] <関連記事>
>>ノーベル賞受賞の大隅良典の出身大学や家族は?
>>前田浩がノーベル賞候補に!DDSとはどんな研究?
>>本庶佑のノーベル賞受賞はいつ?
>>生きていればノーベル賞、戸塚洋二とは?
>>村上春樹のノーベル賞受賞はある?
>>ノーベル賞晩餐会のメニューや日本酒は?
[/colored_bg]

松村保広氏の経歴

%e6%9d%be%e6%9d%91%e4%bf%9d%e5%ba%83

生年月日:1955年1月20日生まれ
今年61歳です。

熊本県人吉市出身の松村保広氏は熊本大学が出身です。

1981年 熊本大学医学部 卒業
1988年 熊本大学大学院医学研究科 修了
1981年 熊本大学医学部附属病院第一外科 研修医
1988年 熊本大学医学部微生物学 助手

1989年 米国マウントサイナイメディカルセンター ポストドクトラルフェロー
1990年 英国オックスフォード大学 病理 ポストドクトラルフェロー
1993年 同 上級クリニカルリサーチサイエンティスト

1999年 国立がんセンター中央病院 第一外来部 医員
同 特殊病棟部 医長
2002年 国立がんセンター研究所支所 がん治療開発部 部長
2005年 国立がん研究センター東病院 臨床開発センター がん治療開発部 部長
2012年 国立がん研究センター東病院 臨床開発センター 新薬開発分野 分野長
2015年 国立がん研究センター 先端医療開発センター 新薬開発分野 分野長

受賞歴

2005年 日本DDS学会永井記念賞

2006年 国立がんセンター田宮記念賞

2011年 科学研究費審査日本学術振興会表彰

2016年トムソン・ロイター引用栄誉賞

と数々の受賞歴があります。
この中で今年受賞したトムソン・ロイター引用栄誉賞は
ノーベル賞の受賞を予想して
候補者を発表します。

となると、

ノーベル賞受賞の可能性が高い

ということなのでは!?

松村保広氏のノーベル受賞の可能性は!?

トムソン・ロイター引用栄誉賞は
今年ノーベル賞の候補者を予測して
発表されます。

今回、トムソン・ロイター引用栄誉賞を
受賞した松村保広氏はノーベル賞受賞の
可能性が高いといえますが、

実際、トムソン・ロイター引用栄誉の
受賞者はどれくらいの確率で
ノーベル賞を受賞したかというと・・・

ノーベル賞の確率はそんなに高くないようです。

しかし過去にIPS細胞の研究で山中伸弥教授
トムソン・ロイター引用栄誉賞を受賞したのは2010年に

その2年後の2012年にノーベル賞を受賞しています。

青色LEDの発明で2014年に
ノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏
過去にトムソン・ロイター引用栄誉賞を
受賞しています。

このことから
トムソン・ロイター引用栄誉賞を受賞した
松村保広氏は

ノーベル賞受賞に近いとも
いえるのではないでしょうか?

では
いったい松村保広氏のどんな研究が
評価されたのでしょうか?

[quads id=1]

松村保広氏の研究とは?

%e7%a0%94%e7%a9%b6

松村保広氏の研究は
30年以上前に
がんと血液凝固との関係を解明してから、
がん組織にピンポイントで薬を送り込む
「ドラッグデリバリー(DDS)」
と呼ばれる治療法につながる研究をしています。

また
がんの超早期診断法の開発も行っています。

なんだか難しくてよくわかりませんが・・・

要するに

がんの治療薬をピンポイントで
がん細胞に送り込むことで効果が高まり、
さらに、正常な細胞に対するダメージが少なくなるため
副作用も少なくなるのだそうです。

そして、将来は家にいながらにして
がんの早期発見法を発見したいそうです。
(東京大学大学院新領域創成科学研究科HPより)

この松村保広氏の研究論文は
多くの研究者から引用されたそうです。

トムソン・ロイター引用栄誉賞は
この引用数が多いことと
顕著な研究の成果を鑑みて

今回、松村保広氏が受賞しました。

まとめ

アメリカの情報調査会社によって
ノーベル賞受賞の候補として
名前があがった
松村保広氏。

松村氏の研究ががんの治療薬に
使われるようになると

抗がん剤のつらい副作用が緩和されたり、
将来はがんの早期発見が自宅でもできる

画期的な研究だということがわかりました。

トムソン・ロイター引用栄誉賞を
受賞してもノーベル賞の受賞の確率は
そんなに高いわけでもないのですが、

日本人の研究者がこんなにも
画期的で有効な研究をしていることが
世界的に知られたことと思います。

トムソン・ロイターのノーベル賞候補予想には
同じ研究を行っている前田浩・崇城(そうじょう)大特任教授
もいます。

>>前田浩がノーベル賞候補に!受賞の可能性は?

ノーベル化学賞の候補として松村氏、前田氏の
名前をあげていたので共同受賞ってことでしょうかね?

2016年のノーベル賞は10月3日より各賞ごとに順次発表されます。

生理学と化学の分野で日本人受賞者がでるのか
楽しみですね!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました☆
[colored_bg color=”light‐yellow” corner=”r”] <関連記事>
>>ノーベル賞受賞の大隅良典の出身大学や家族は?
>>前田浩がノーベル賞候補に!DDSとはどんな研究?
>>本庶佑のノーベル賞受賞はいつ?
>>生きていればノーベル賞、戸塚洋二とは?
>>村上春樹のノーベル賞受賞はある?
>>ノーベル賞晩餐会のメニューや日本酒は?
[/colored_bg]