クイズ番組「東大王」の実況や、情報番組「THE TIME’」の総合司会を務め、着実にキャリア形成している杉山真也さん。安定感のあるアナウンス力と、穏やかな人柄が好評をはくし、安住紳一郎さんと並ぶTBSの看板アナウンサーの1人です。
ファンならば仕事ぶりだけでなく、経歴や私生活も気になりますよね。そこで今回は杉山真也さんが結婚しているのかなど調査しました。
<目次>
杉山真也は結婚してる?
杉山真也さんは2025年7月時点(現在)結婚歴がなく独身です。同年10月に42歳の誕生日を迎えるため妻子持ちでも不思議ではないのですが、婚約者や同棲相手の存在が明らかになっていません。また、好みの女性のタイプや恋愛観を公の場で口外していないため、恋愛事情が謎のベールに包まれています。自分の立場を理解したうえで女性と清く正しく交際しているのか、恋愛よりも仕事を優先しているのか…。どちらにしてもクリーンな人物のために、スキャンダルが世に出ていないのでしょう。
杉山真也の経歴
杉山真也さんは東京都文京区出身。子どもの頃には茗荷谷駅近くにある教育の森公園を頻繁に訪れ、水遊びをしたり、駄菓子を園内で食べたり、豊かな自然を身近に感じていました。教育の街として有名な文京区で育ち、区内屈指の進学校・私立お茶の水女子大学付属小学校および中学校に入学。
中学時代は、安住紳一郎さんがメインパーソナリティーを務めていた情報番組「ジャスト」が大好きでした。テスト期間中、切羽詰まっている状況でも同番組を見始めたら約2時間の放送が終わるまでテレビの前から離れることができなかったのだとか。
異例の推薦入学
中学校を卒業した後は、都立小石川中等教育学校後期課程に推薦入学しました。基本的に、同校は中学から高校まで6年間の教育を一貫しており、後期課程(いわゆる高校)からの転入や編入を受け付けていません。但し、全国的な自然科学分野のコンクールで上位入賞したなどの実績を持っていれば推薦枠の入試を受けて進学できます。とはいえ入学のハードルが非常に高く、受験者数が募集人数を下回っていても合格者なしというケースは珍しくありません。杉山真也さんは当時から優秀な逸材だったのでしょう。
野球少年だった思春期
中学時代に野球部のキャプテンを務め、高校でも野球部に所属。卓越した選球眼と出塁率が要求される1番打者もしくは2番打者を主に任されていました。野球の花形に位置付けられているエースピッチャーやクリーンナップを経験したことがなく、ホームランを打ちたいと思いながらも機会に恵まれませんでした。
それでも白球を追いかけた日々は、特別な思い出なのでしょう。現在アナウンサーとして忙しい生活を送る中でも、地元の友人との草野球がリフレッシュになっているらしいです。
大学時代は超イケメン?
早稲田大学第一文学部に推薦入学してからは、高校公民を担当する教職員の免許の取得など、勉学に勤しむ傍ら、フットサルサークルに入って青春を謳歌。抜群の運動神経と優秀な頭脳を兼ね備えたシティーボーイでした。大学3年生の時には小池徹平さんを筆頭に人気俳優を輩出していることで有名なジュノン・スーパーボーイ・コンテストに応募。敗者復活を経てベスト30に選出されました。当時からイケメンの片りんを現していたのではないでしょうか。
就職浪人を経験してアナウンサーに
もともとアナウンサー志望ではなく、大学生時代に放送研究会やアナウンス学校に所属していませんでした。しかしマスコミ業界においてアナウンサーの募集が最も早く始まるため、就職活動の緊張感に慣れることを目的にアナウンサーの試験に挑戦。制限時間内に決められたテーマを話すという斬新な試験内容に感銘を受け、真剣にアナウンサーの道を志すようになりました。残念ながら大学卒業と同時にテレビ局に入社できませんでしたが、アルバイトに励みながら1年間の就職浪人を経験した後、2007年にTBSのアナウンサーになったのです。
新人2年目でサブキャスターに
TBSラジオの生バラエティ番組「大沢悠里のゆうゆうワイド」でニュースの原稿読みを初体験し、アナウンサーとしてデビュー。新人2年目には情報番組「みのもんたのサタデーずばッと」のサブキャスターに抜擢されました。さらに「JNNイブニング」といったニュース番組に出演する機会が増加。アナウンサーに必要な知識や能力を着実に習得していきました。
アナウンサーの殻を破ったきっかけ
アナウンサー人生の転機となったのは、ラジオ番組「ザ・トップ5」。2013年から同番組シーズン3のパーソナリティーを務める中、共演者から刺激を受け、アナウンサーという枠組みにとらわれ過ぎなくていいのだと気づいたのです。この出来事をきっかけに即興でポエムを披露するキャラクター・SHINYA(スィンヤ)が誕生。他の番組でも自分らしいキャラをいかせるようになり、仕事の幅が広がりました。
「SASUKE」の実況が話題に
数ある担当番組の中でも代名詞の1つとなっている「SASUKE」。杉山真也さんは2016年に放送された32回大会から実況に携わり、37回大会から6代目のメイン実況を担当しています。収録の前には初回から現在に至るまでの放送分を見直すだけでなく、出場プレイヤーの資料を確認。現場の熱量と、人間ドラマを余すことなく伝え、その実況スキルがSNSで絶賛されています。
出典元:SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】SASUKEチャンネル
古舘伊知郎さんをはじめ、過去に実況を担当してきた各アナウンサーをリスペクトし、謙虚な姿勢を忘れないために、神実況と呼ばれる瞬間が生まれているのでしょう。
朝の顔に就任
入社16年目には、TBSが社運をかけて開始した情報番組「THE TIME’」の総合司会に就任。スポーツからバラエティまで、幅広いジャンルの番組で活躍してきた実績をいかし、世間で求められている情報を誠実かつ的確に伝えています。また「THE TIME’大好き」と語るほど深い愛情を持って仕事に臨んでいるため、共演者である後輩アナウンサーとの関係も良好です。見事なチームワークで番組を進行しています。アットホームな雰囲気に早朝から癒されているという人もいるのではないでしょうか。
現在の役職
杉山真也さんの人事異動に関する情報は公表されていません。詳しい役職は不明ながらも、2022年時点で中間管理職と称されています。「THE TIME’」で初の総合司会を務めつつ、さまざまな番組で実況を任され、アナウンサーの二刀流を体現しているため、アナウンス局に欠かせない存在となっているのでしょう。とはいえアナウンサーの出番は限られており、気を抜いていると異動を言い渡されます。中間管理職でも涙ぐましい努力を続けているのかもしれません。
年収は?
TBSのアナウンサーの平均年収は1441万円といわれています。世間で中間管理職に相当する係長になれば1397~1906万円、課長は1846~2503万円です。但し社内評価によってボーナスが変動するため、杉山真也さんは2500万円程度を年収として受け取っているのではないでしょうか。なぜなら2024年の上半期テレビ番組出演ランキング・男性アナウンサー部門で第1位を獲得しており、安住紳一郎さんが「TBSのエース」と認めるほどの逸材だから。TBSのアナウンサーの中では年収がトップクラスの可能性が高いです。
まとめ
杉山真也さんは年齢を重ねるたびに活躍のフィールドを拡大。2024年には、オリコン発表の「好きな男性アナウンサーランキング」で初めて第10位に入るなどの快挙を成し遂げました。爽やかな見た目と謙虚な性格が好印象のため、ついつい出演番組をチェックしたくなりますよね。杉山真也さんがどのような結婚相手とゴールインするのか、恋愛の行方も温かく見守りましょう。