イギリスがEUを離脱したのはなぜ?日本への影響についても調査

イギリスがEUからの離脱を決める国民投票が2016年6月23日に行われました。

開票作業が進むにつれ、離脱派と残留派は拮抗していましたが速報によると離脱が確定になりました。

イギリス国営放送のBBCは24日昼過ぎに「離脱 多数確実」と放送されNHKが番組途中でニュース速報を流すなど、
行く末が注目されましたが日本時間16時のニュースでは「離脱確定」になりました。

予想外だったイギリスのEU離脱が決まった今、これからどんな事がおこり、日本にはどんな影響がおとずれるのでしょうか?

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イギリスはなぜEUから離脱したいのか?

イギリス国旗

イギリスがEUから離脱するかどうか国民投票が行われ、「離脱 多数確実」のニュース速報を見て、

いったいなぜイギリスはEUから離脱したいのか?

と思いました。

調べてみるとイギリスってEUに加盟しながらもユーロ圏に入らず通貨はそれまでのポンドだし、入国審査も実施しています。

EU加盟国だとそれぞれの国への行き来は自由なので国境はなく入国審査はありません。

知らなかった・・・(/・ω・)/

なんか、EUに加盟しているけどちょっと距離を置いている感じなのがイギリスです。

イギリスのキャメロン首相はEUの大統領に対して

法規制、通貨、移民についてイギリス独自の政策を認めよ、といった手紙を送っていることから

EUに加盟しているけど、自国の政策を立てたいといった感じですね。

ではなぜイギリスはEUに加盟したのでしょうか?

理由は戦争回避です。

過去の世界大戦の教訓から、ヨーロッパから戦争をおこさせないために一つに統合し戦争の火種を産まないという目的がEUにはあります。

第2次世界大戦でドイツに苦労したイギリスにとってEUの試みは必要だったため、しぶしぶ加盟したといえます。

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イギリスがEU残留と離脱を国民投票で決めなければならなくなった理由とは

イギリスのキャメロン首相が率いる保守党は

2017年末までにEU離脱するかどうか決める国民投票を行うことを公約にしています。

情勢によってはその時期を早めると宣言もしていることから今回国民投票が早まりました。

早まった理由としては

・移民
・テロ

が大きな要因です。

今、ヨーロッパでは移民がとても大きな問題となっています。

イギリスにとってEUに加盟している以上、移民の受け入れは必須でその数も自国では決められません。

移民を受け入れることで、イギリス国民は社会保障費の増大や雇用が奪われるといった懸念があります。

テロについては、昨年フランスで起こったテロ事件をはじめヨーロッパで頻発しているテロ事件を憂慮しているといえます。

国民投票にふみきったキャメロン首相は残留派です。

理由はEUから離脱をすればイギリス経済に深刻な影響があるとわかっているからです。

速報でEUからの離脱が確定した今、キャメロン首相の支持率は一気に下がることは目に見えています。

すぐに辞任するのではないでしょうか。

イギリスのEU離脱のメリットとデメリットとは

EU離脱派と残留派の主張はどうだったのでしょうか?

移民

<離脱派>
雇用を奪い社会保障費圧迫
 
<残留派>
社会保障費制限で流入抑制可能

経済

<離脱派>
単独で自由貿易交渉をすればよい
 
<残留派>
離脱で関税の可能性、企業の流出も

安全保障

<離脱派>
アメリカなどと情報共有の方が有益
 
<残留派>
EUからテロを防ぐ情報が入らなくなる

このことから

離脱のメリットは

・移民の流入が制限できる

・社会保障費の移民分の税金が自国民へ
・雇用が奪われない

離脱のデメリットは

・経済的な打撃
・テロ対策

・イギリス国力の低下
・企業の流出→失業者増
・ポンド安、ユーロ安
・イギリスの不況

こうやって比べてみると、EU離脱はデメリットの方が大きいのは目に見えています。

経済的にはデメリットだらけなのになぜイギリスはEUから離脱したいのか?

経済的な視点から見るとデメリットだらけのEU離脱。

当然、残留派の方が優勢かと思えばフタをあければ離脱が確定。

いったいなぜイギリスはデメリットだらけの離脱を選んだのでしょうか?

それは移民問題が大きいといえます。

イギリス移民

移民にとって受け入れてほしい国はイギリスです。

理由は社会保障が手厚いから。

イギリスに移民として受けれ入れてもらうと、福祉手当や無料で医療が受けられ、住むところも与えられます

手厚いですね!

しかし、この手厚い社会保障は国の税金が使われます。

イギリスもそれほど余裕のある経済状態ではないため、難民の社会保障の税金をねん出するために

本来自国民のために使われるはずの税金を移民に使うことになります。

移民が増えれば増えるほど、税負担が重くなる。

当然イギリス国民の不満は高まります。

そして、移民を受け入れることによって生じる大きな問題に雇用があります。

賃金の安い労働者は、移民と仕事を取り合いになることがわかっています。

税金や雇用の問題以外にも、移民の流入により治安悪化自国文化の変化など様々な問題が発生します。

イギリスは日本と同じ島国なので、移民に対する感情というものがなんとなくわかる気がしますね~

ヨーロッパでの出来事かもしれませんが、世界経済は各国が密接です。

経済がどうなるか心配ですね・・・

イギリスがEUを離脱するまで日本の動きは

イギリスのEU離脱か残留かの開票がされている今日6月24日は朝から円高の加速と株安のニュース速報が流れています。

そして、イギリス国営放送のBBCが「離脱 多数確定」のニュースが昼12:40頃に流れると日経平均は1000円以上値下がり、1万5000円を割るなど経済的に動揺があったことがわかります。

麻生財務相はじめ日銀総裁も会見を開くなど、経済的に深刻な影響が訪れると心配しています。

イギリスでの開票作業はまだ続いていますが、英国放送BBCは「離脱確定」と放送するなど離脱の可能性は濃厚です。

そして夕方のニュースでは

離脱 決定

となりました。

予想外のイギリスのEU離脱。

世界的にも大きなニュースです。

アメリカは現在深夜のため、何も発表がされていませんが、明日の朝のNY株式が大荒れになることが予想されます。

アメリカ以外にも中国経済にも影響があるでしょう。

イギリスがEU離脱すると深刻な経済不況が

移民問題への不満とイギリスの主権復活を願い、EUから離脱するか残留するかを国民投票で決めたわけですが、

離脱が決定となった今、懸念されるのが経済の動きです。

輸出企業に大打撃がおこる理由

EUに加盟してるとEU各国への輸出入にかかわる関税がかかりません

そのため、イギリスには自動車など輸出企業などが工場や会社を立てています。

関税がないということは、その分販売価格もさがるので消費者にとっては買いやすく、企業にとっては売りやすいといえます。

ということは、イギリスにかまえているEU各国の企業や工場が撤退する可能性が高くなります。

日本企業だけでも931社もあります!

これはドイツに次いで2番目に多いんですね~

EUに加盟していたからこそ得ていたロンドンマーケットの強さがなくなってしまうわけなので経済的な打撃はさけられそうもありません。

イギリスのEU離脱は日本にどんな影響をあたえるか

イギリスのEU離脱が確定したので、ポンドが売られ円が買われることで円高が加速するおそれがあります。

実際に、今日は100円を切る瞬間もありました。

円高が進むと、我々消費者にとっては海外旅行が安く行ける、輸入品が安く買えるといった円高還元があります。

トヨタなどの輸出企業にとっては円高だと業績悪化の可能性があります。

株や為替は、ロンドンが弱くなることで玉突き状態で中国、アメリカ、日本と影響を受けることは避けられないでしょう。

個人投資家や企業の財務は経済的な混乱は一時的なのか長期的なのかによって見極めが大変です。

リーマンショック並みの不況になるかもしれないと昨日のスッキリ!に出演していた
三橋貴明氏は言っていました。

イギリス離脱と人身事故の連鎖って・・・汗

先日のサミットで、安部総理がリーマンショック並みの世界的な経済リスクについて力説していたので

安部総理未来人じゃないか?!

とネットで話題にw

たしかに消費税増税を延期したのは正解でした!

おわりに

イギリスのEU離脱が世界規模の経済混乱を招くとわかっていながらも、離脱が確定しました。

このことはEUに加盟したことで独自の政策ができなくなり主権を奪われたという不満がくすぶっていた中で、移民問題が火をつけたということでしょうか。

国民投票というシステムで決定というのもどうかな、と。

イギリスがEU離脱をすると、世界的な経済混乱を招くといわれても個人だと実感がわかないですからね~

イギリスがEU離脱を確定したことで、今後ギリシャやスペイン、ドイツなどの他の加盟国にも同じような動きが出てくるかもしれません。

ヨーロッパを統一することで戦争の火種をなくすとしていたEUですが、

イギリスの離脱でヨーロッパが分断され政治経済が不安定になることで、

テロの問題も悪化するかもしれません。

イギリスが今後どうなっていくのか?

ヨーロッパがどうなっていくのか?

世界が注目する国となったイギリス。

今後の行く末を注目していきたいと思います。

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